ブログ引越してました&冬コミに同人誌を出します

新しいものはこちらです → http://hayamiz.com

冬コミ同人誌: The Database Times vol.2

詳細はこちらへ → http://hayamiz.com/~hotchpotch/?p=95

日時と場所
  • 2012/12/31(月)
  • 東地区”Y”ブロック-18b
内容

データベースシステムのみにとどまらず,昨今のIT技術に関する読み物系の記事を集めた本となっております。

http://hayamiz.com/~hotchpotch/wp-content/uploads/2012/12/dbtimes-vol02-cover-half-212x300.png

父の日ビール

今年の父の日は、実家にサンクトガーレンの感謝ビールを贈った。感謝ビールは、ド直球にビールのラベルに「感謝」の2文字が踊るなかなか粋なビールである。とはいえただの色物ではなく、味は元祖地ビールメーカーサンクトガーレンの折り紙つき。普通に飲むだけでも美味しいけれど、こうして節目に送るのにはなかなかどうして都合が良いビールなのである。

サンクトガーレンは、地ビールメーカーの中でも頭ひとつ抜きん出た存在に感じられる。その味はもとより、そのビールの売り方が上手い。例えば父の日ビールが、ただビールを贈るだけではなく感謝の気持ちを贈る、といった味付けがされているように、ビールのある生活をうまく売っているのだと思う。ビールオタクにはビールの良さを伝えるだけで売れるかもしれないけれど、それ意外の人にアピールするのが上手い。それでいて、年間購入して定期的に送られてくるビールにはホップやら材料のオレンジが添付するという、ビールオタクへの気配りを忘れないのが素晴らしい。

大体、ビール業界に限らずともあんなに広報がソーシャルメディアを活用しまくっている会社はなかなか見当たらないよ。「ソーシャル地ビールメーカー」を名乗れるとすると、日本ではサンクトガーレンくらいしかないんじゃないだろうか。ついつい人に教えたくなる地ビールメーカーランキングがあったらNo. 1になることまちがいなし。

あんまり褒めちぎって終わるのも気持ちがわるいので、不満なことも書いておくことにしよう。何事にも長所があり短所がある、ということで。

サンクトガーレンに限らず、大半の地ビールに当てはまることとして、入手経路が非常に限られているということが一つ。インターネット販売は便利だけれども、「飲みたい」と思ったその日に飲めるか飲めないかというのは結構大きい。サンクトのビールが切れてるから、とりあえず近所のワイズマートに行ってコエドかよなよなを買ってくる、ということもしばしばある。生産規模とか、ブランディングとか、色々と事情はあることだとは思うのだけれどね。

あとは、某美人広報がドSというウワサなところとか。。。いや、ドMな人にはたまらんのでしょうけど。

節電籠

最近は、猫も杓子も節電ムードである。特に大学は東京電力の大口顧客なので、率先して節電が求められている。だもんで、研究所のクーラー利用は制限おり、そして恐れていた夏の暑さが目前まで迫っている。風の巡りが悪いことで名高い?うちの研究所の部屋に、都市部独特の焼けるような暑さが加われば、灼熱地獄が生まれるのは想像に難くなく、、、というわけで、研究室に行かなければいけない喫緊の用事もない今週は、自宅周辺のカフェに篭ってちまちまと論文読んだり事務仕事を片付けたりしている次第。明日研究室に行くのが怖い。

休日

東京の街は、休日と平日で大きく違った顔をみせる。住んでいる人よりも外から集まる人が多いからこそ、その傾向が顕著であると思う。いま住んでいる秋葉原は、平日はビジネスの街、休日は観光地の様相を呈する。ヨドバシカメラのすれ違い広場に人が群がっている様子を見ると、ああ休日の秋葉原なんだな、という気分になる。そういえばいつ頃からか歩行者天国が復活しているけれど、さすがに路上パフォーマンスが厳しく取り締まられているらしく、かつてのカオス感は姿を消したように感じられる。その代わりに、最近はキャバクラ的なメイド喫茶メイドバーの客引きが激化しているような印象を受ける。

そんな休日の秋葉原を尻目に、打ち合わせのために今日は茗荷谷へと行ってきた。茗荷谷は学生街というイメージがあったので、そんなに人がいないのかと思いきや、意外や意外駅の近くは結構混雑していた。

今日の打ち合わせでは、夏休みにNPO法人日本サイエンスサービスで開催するイベントの詳細について話し合いをした。このイベントでは小中学生を対象として、科学自由研究のネタになるような体験展示をしたり、自由研究の相談会を行っている。前身となるイベントからカウントすると、今年で8年目か9年目くらいだと思う。自分自身としては、2005年から参加しているので今年が7年目となる。思えば随分と長い間やってきたものだなあ。

打ち合わせの合間には、関わっている学部生や高校生たちの近況について話を聞いたりして、着実に自分が年を取っていることを実感した。博士1年と学部1年とでは、当たり前ながら6年も年齢差がある。年が離れるとどうしても話しにくい話題も増える一方で、年が離れているからこそ保てる関係性もある。やや寂しい気もするけれど、若い彼らが楽しみながら活動できるように、見えないところから支えてあげるのも悪くないかな、とも思う。

週末ボルダラー

運動をしないと体調が悪くなりやすいように思う。特に、定期的に運動をしている時期は、肩こりの程度がかなり改善されている気がする。ただし、運動を定期的にできるというのは、その程度に忙しくないということも意味する。忙しくなければ、ストレスが少ないので体調は当然悪くなりにくい。というわけで、運動をしているから体調がいいのか、体調がいい時期に運動をしているのか、実は自明な問題ではなさそうに思う。

いずれにしろ、運動はたのしい。というわけで、無理してでも毎週末にボルダリングに行くことを決意したのが2週間前。思い立ったその日から、自宅近くの登處八丁堀というボルダリングジムに通い始めた。このジムは非常にアットホームな雰囲気で、壁自体は結構小規模な部類といっていいと思う。もとは印刷所だったものを改装してできたらしい。

今日はボルダリング復帰から3回目、かつ登處八丁堀も3回目。前回できなかった課題を序盤にこなして、その後は別の課題にチャレンジしていた。今日は赤▲に集中的に取り組んでいたのだけれど、ゴール前の核心のムーブがなかなか解決できずにいるうちに前腕に力が入らなくなってしまった。何度かトライ&休憩した後に壁に取り付こうとしたら、まるで自分の手じゃないかのように力が入らない。諦めてガバの長物課題をやろうとしたら、それすらも最初の数手でボテッと落ちてしまうくらい。そんなちょっと情けない感じで、早々に諦めて今日はおしまいだった。

眠るが如く

時々、気がついたら数日が終わっていた、ということがある。そういうときは、往々にして睡眠不足が続いている時期である。睡眠不足ゆえに意識が明瞭でないまま活動をして、大してなにかが捗るでもなく時間だけが過ぎてゆく。はたと気がついたときには数日が過ぎている。

学振の申請書を出し終わってからがそんな感じで、気がついたらもう週末。Thank God! It's Friday! と、いう気分にもなれず、今日はうたた寝をしながら1日を過ごした気がする。眠っては話を聴き、眠っては本を読み、また眠ってはメールを書き。能率が悪いことこの上ない。この週末でサクっと体力を回復して、来週までには輪講発表のネタを絞れるように論文を読みこなしていかないと。

論文、というと、自分の場合ほとんどは英語の論文を指すことになる。この1週間ほど、ずっと睡眠不足気味だったために、いくら英語を眺めても頭に入ってこない。いくら英語を聞いても何を言っているのかわからない。そんな状態だったので、論文をいくら眺めてもなにも情報が入ってこなかった。健全に研究を進めるには、健全な体を保つことが重要であると、至極当たり前のことを感じた。何度も同じことを思っては失敗を繰り返している気がするなあ。