わかったぞ!!!

http://d.hatena.ne.jp/scinfaxi/20070922/1190396140

http://hayamin.com/upload/smoking.PNG

なんか、煙草の咥える側につけるフィルターみたいなのあったじゃん。周りの人にはそのまま煙を撒き散らしつつも、僕ちゃん煙草の煙をそのまま吸うのはいやでちゅーみたいな。

あれくらいに簡単に装着できて、煙草の煙が全部喫煙者の口の中に入っていくようにすれば問題解決じゃね???煙が周りの人に届かなければ、全然問題ないわけですよ。んでね、これを煙草の箱に1個添付して販売することを義務化しちゃうんですよ!!

あ、この画像は著作権フリーだからガンガン利用しちゃって構わないよ!!この案も製品化するときは特許料とかいらないよ!!だって世界の平和のためだもん。


まあネタはいいとして。

あなたにとって私の健康がどうでもいいのと同様に、残念ながら私にとってあなたが煙を不快に感じることもどうでもよいのです。

喫煙者の健康が悪化することは、周囲の人間に直接的に干渉することはほぼ無い。一方、煙を不快に思うというのは、直接的干渉が発生している状態なので、同列に扱って「どうでもよい」と言ってしまうとそれはだたの自己中のように見えてしまう。まあ、犯罪なわけじゃないから別にいいっちゃいいんだろうけどね。


俺の煙草嫌いはある種「病的」なところがあって、それは父親がヘビースモーカーで、大学に入って一人暮らしを始めるまで18年間煙草の臭いに苦しめられ続けたことに起因する。あと、人間として、職業人として尊敬する父親が、ただ一点煙草についてはガキのように逆ギレする姿を何度も見てきたこともイヤな思い出だ。あの父親ですら、そうなってしまう煙草の中毒性が憎い。

嫌煙家って、そういうトラウマ的な体験がある人が結構な割合を占めていると思うんだよ。だから、理屈抜きにヒステリックにならざるを得ないところがある。喫煙家が煙草を吸えないと禁断症状が出るように、煙草の臭いがしただけでヒステリックになっちゃう。なんか、戦争で親を奪われて報復を繰り返す子孫たちみたいな。違うか。

それに、自分が尊敬する人とか好きな人とか仲のいい人が煙草吸ってるのを見ると、なんとも言えない気持になる。他人の場合、「スモーカーどっか行けや」とか思ってるだけでいいから楽なんだけど。煙草を吸ってる人を嫌いなわけじゃない。煙草によって、自分の尊敬してる人とかが貶められてる気分になっているのかもしれない。父親のトラウマがあるから。ここらへんになると、煙臭いとかそんなんは問題じゃないんですよ。30m離れてても、1mの近距離にいても、俺がその場にいなくても一緒なんですよ。自分が好きな人が煙草を吸っているという事実だけで精神的に堪える。別に男女とか関係ない(むしろ大学の教授とか、よくしてもらってる先輩とか、ショックだった事例は男性のほうが多い)。

臭いがどうこうとか、マナーがどうこうとか、そんなんは割と後付けで、実は俺が嫌煙なのはそういう背景があるからなんじゃないか、と考えていて気がついた。尊敬する父親の姿を奪われた。それを奪った煙草が憎い。それだけ。


あと一言つけ加えておくと、俺は「罪を憎んで人を憎まず」じゃないけど、煙草に関しては「喫煙を憎んで人を憎まず」です。