(tokyo-emacs #x01)

なんとか無事に(tokyo-emacs #x01)を終えることができた。参加者の皆さん、特に会場提供、場の仕切りなどでお世話になった吉岡さん、力武さん、ありがとうございました。気軽に始めた勉強会だったけど、思った以上に人がたくさん集まって、Emacsユーザー同士での交流の場に対する需要が想像以上に大きいのではないか、と実感した。(tokyo-emacs #x02) への期待も高いようなので、大学やら院試関係が一段落したら、9月くらいに 2回目を開催したいな。

今回のtokyo-emacs、自分の発表はどうだかわからないけど、発表内容は想像以上に面白いものが多かった。発表内容の細かい内容などは、鳥頭のhayamizが書くよりもきっといいレポを書いてくれる人がたくさんいると思う。なので、ここでは主催者としての思いなんかを語ってみようとおもう。

tokyo-emacsの目指すところは、「Emacsユーザー同士のinteraction」これに尽きる。

interactionと言ったのは、ただ単に交流するだけでなく、Emacsの使い方であるとか、環境の作り方であるとかいう部分で影響を与え合う、という意味を込めているから。

軽いノリで勉強会を始めるといったところまではよいけど、さて何をしようかと考えたときに、皆でわいわい「俺流Emacsの使い方」を話せると楽しいだろうと思った。

Emacsは、とにかく奥が深い。深すぎるのでドップリはまってしまう人が続発するのだけど、そのはまり方も人それぞれ全然違う。でも、他人がどのようにEmacsを使っているかを見る機会なんていうのはなかなかない。ないのなら、作ってしまえばいいじゃん。

参加者同士のinteractionをとにかく増やしたい。interactionを増やす一つの方法としては、吉岡さんのように懇親会を利用するという手もある。それはそれで有効だけど、勉強会本体の発表も、質問やインタラプトしやすい雰囲気さえあれば、interactionを増やす材料としてもってこいだ。人と話をするのが苦手な人だって、「何を話せばいいかわからない」と悩む必要がない。だって発表していることを話せばいいじゃないか。tokyo-emacsに限っては、発表最中の質問、インタラプトはどんどんしやすい雰囲気にもっていきたい。

そんなことを考えて、便利なelispの紹介という企画をしたり、どんな下らないことでも質問してねと言ったり、参加者の.emacsを抽選で晒すという試みをやってみた。それなりに効果はあったんじゃないかと思うが、参加者の皆さんどうでしょうか。

逆に、tokyo-emacsで絶対にやらないであろうことは、皆で本を読む勉強会。別にそういうスタイルの勉強会が悪いというわけではなく、入門GNU Emacs読書会とかあっても全然いいと思う。ただ、読書スタイルだと必然的に黙っている時間が多くなってしまう。それって俺が主催したい勉強会の雰囲気とは違うと思う。常に誰かが喋っていて、隙あらば突っ込む。そんな勉強会にしたい。

第2回を思いきりにおわせるような文章ですが、やりたいというだけで、まだ見通したってないです。院試、、、卒研、、、orz