Let's note CF-W4にUbuntu 8.04入れた

「λかわいいよλ」で有名なところのはやみずのノートPCが、ヒンジ部分が崩壊してしまうという状態となったため、開け閉め不能で持ち運び不可な状態となってしまった。

そんなわけで、代替PCを手に入れるべく研究室のPCの墓場に潜り、使われていないLet's note CF-W4を発掘した。とりあえず何も考えずにOSにはUbuntuを入れたので、簡単にメモ。

ファイルシステム

上野氏がReiserFSがいいとか昔いってたので、とりあえずReiserFSにしてみた。

無線LANがつかえない

"WIRELESS LAN"スイッチがoffになっていたという基本的なところからハマった。onにしてみても、iwconfig & dhclient ができない。しかたないので、とりあえず有線で apt-get update & apt-get upgrade したらできるようになった。裸の8.04だとドライバがなかったのだろうか。

wpa_supplicant

Ubuntuの各種設定のGUIはなんか動作が怪しいので、できるだけCUIで設定することにしている。無線LANの設定もまた然り。/usr/share/doc/wpasupplicant/examples/wpa_supplicant.init-daemon を /etc/init.d/wpasupplicant にコピーして、実行権限つけて、適宜必要なところを書き換える。あとは、 /usr/share/doc/wpasupplicant/examples/ 以下にある適当な設定ファイルを /etc/wpa_supplicant.conf にコピーして、ctrl_interface_group に admin をセット*1して wpa_supplicant の動作テスト。うまくいったら、update-rc.d で起動時に wpasupplicant が実行されるよう登録してく。

俺々環境をもってくる

まず、git-coreを入れる。その後に、Dreamhost上においてある、dot filesやらemacs lispやらをgit cloneして設定スクリプトを走らせる。そうすると、.zshrc やら .screenrc やら .emacs やら .Xmodmap やら必要なもの諸々がセットアップされて準備完了。aptでzshemacsを入れればもうそこにはいつもの環境が。

Firefox

Vimperator、Tab mix plusgreasemonkey、download statusbar、Ubiquity あたりは外せないので即座にインストール。そのあと、グリモンのスクリプトは俺々環境のgitレポジトリにsymlinkを張っていつも使ってるやつはインストール完了。

Fn + F1/F2 (画面の明るさ設定)ができない!

Let's noteには有名な問題らしい。

http://www.netlab.cs.tsukuba.ac.jp/~yokota/izumi/panasonic_acpi/

からpcc_acpiの最新版を落としてきて、pcc_acpi_utilsのほうに書いてあるrequiredなライブラリ等をaptでインストール。そのあと適当に make && sudo make install && sudo depmod && sudo modprobe pcc_acpi でOK。Fn + F? が使えるようになった。便利!

*1:これにより、sudo を使わなくてもwpa_cliからwpa_supplicantが操作できるようになる