StumpWM を試してみる
(tokyo-emacs #x02) にて、 id:tomoyuki28jp さんが紹介していた StumpWM をとりあえず起動できるようにするまでの手順。
依存パッケージを入れる
ppcre と clx に依存しているので、asdfかaptで入れる。とりあえずaptで入れてみた。
sudo apt-get install cl-ppcre cl-clx-sbcl
StumpWM を入れる
gitで最新版を持ってきてビルド。
git clone git://git.savannah.nongnu.org/stumpwm.git cd stumpwm ./autogen.sh ./configure --prefix=/usr/local make sudo make install
StumpWMは./configureで何も指定しないとSBCLが使われて、 --with-clisp でclispが使われるらしい。とりあえず作者がSBCLを使っててSBCLのほうが良く動作確認されているという噂をみつけたので、デフォルトでビルドした。
apt-get install stumpwm でもインストールされるんだけど、clisp を要求されて落ちてしまった。
ログイン時のセッション選択でStumpWMを選べるように
以下の内容にて /usr/share/xsessions/stumpwm.desktop を作成。gnome.desktop をパクるかんじで。
[Desktop Entry] Encoding=UTF-8 Name=StumpWM Comment=This session logs you into StumpWM Exec=/usr/local/bin/stumpwm Type=Application
このファイルを追加しておくと、gdmのログイン画面の「セッションの選択」にStumpWMという選択肢がでてくる。
StumpWMの基本的な使い方
StumpWMが立ち上がったばかりの状態だと、設定をしてないのでなにも表示されなくて、適当にクリックとかしても何も起きないので困る。
とりあえず、Ctrl-Alt-F1 でターミナルに移って、emacs でさっきインストールした info を読みながら使い方を調べつつ、Ctrl-Alt-F7 で StumpWM に戻って、ということを繰り返す。
無線LANにつなぐ
Ubuntu 9.04 では、無線LANに接続するとき、システムトレイの Network Manager のアプレットからGUIでいろいろと設定してあげるようになっている。コマンドラインからはどうやって設定してあげるのか謎なのでちょっと調べてみたら、nm-applet というのが件のアプレットの実行ファイルらしい。これを実行すると、アプレットが立ち上がってNetwork ManagerのデーモンとDBusで会話を始める。自宅の場合、すでに接続の設定が仕込んであるから自動でネットワークに繋がったのでなんとかなったけど、StumpWMからNetwork Managerの設定をしてやるときはどうするのが一番いいんだろう。多分Network Managerの設定がどこかのファイルにあると思うんだけど。