TapTapTumblrが各自設置型CGIな理由

非常に限られた一部の方々に好評なTapTapTumblrですが、使うためにはCGIを各自サーバーに設置しなければなりません。Webサービスとして提供できないこともないんですが、提供するメリットよりもデメリットのほうが大きいのでWebサービス化は今のところするつもりはありません。広告設置してそこそこ金になりそう、とか苦労にペイする程度の見返りが期待できそうならやるかもしれません。

いろいろと理由がありますが、まず前提としてTapTapTumblrは自分が満足できればそれでいいというスタンスのものなので、他人の役に立つかどうかなんてどうでもいいということをご理解ください。便利そうだと思った人は、ソースが全て公開されていますから、自分で設置するなり、Webサービス化するなりしてください。

ログイン情報を預かりたくない

現状のTumblr APIの実装、またTapTapTumblrの実装(Dashboardスクレイピング)の都合上、Webサービスとして提供するにはtumblrのログイン情報(メールアドレス、パスワード)をユーザーから預かる必要があります。Webサービスにログイン情報を預けるというのはユーザーからするとリスキーですし、開発者としてもそんなもの預かりたくありません。

サーバーを用意するのがめんどい

不特定多数に使われるサービスを提供する場合、突発的な負荷の増加のことを考えるとサービス用のサーバを用意しておきたいものですが、面倒です。現状自由に使えるサーバーは自宅サーバー1台のみで、自分専用メールサーバーとか落ちると困るものが非力なマシンの上で動作しているのでこれを使うわけにもいかず。

Tumblrからアク禁くらいそう

ダッシュボードのスクレイピングとか、APIリクエストがWebサービスバックエンドのサーバーからTumblrへと大量に送信されることになります。それでアク禁をくらってしまうと色々と困ります。

まあほかにもサービス化するとモンスターユーザーが現れそうとか、理由をあげると101くらいになりそうなのでこのへんで。