私的2010年まとめ

気がつけばもう2010年もおわろうとしていますね。今年はほとんどブログを書かないまま1年が過ぎてしまいました。今年のエントリー数を数えてみるとちょうど40でした。今年は研究活動のほうがそれなりに充実していたおかげで、実験に追われていたり、論文やら研究会発表やらでアウトプット欲がそれなりに満たされていたのでブログの更新も減ったのかなあ、とそれらしい理由付けをしておきます。

折角年の瀬に時間があるので、ちょっと今年一年を振り返りつつ、自分が何をしてきたのかを確認してみたいと思います。

  • 就職活動らしきことをする
    • mixiに落とされる。社長面接で「mixiエコーとかTwitterとか使ってますか?」という問いに「Twitterは使ってます」と答えたのがマズかったか
    • 某社から内定をもらう
  • 修論の中間発表にむけて研究を進める
    • やっていたことはTPC-Cベンチマークの実装と性能・消費電力測定の技術習得。データベース系研究の基礎体力作りですね。TPC-Cの性能がなぜそうなるのかを分析したり、消費電力がちゃんと測れているのかを検証したりする作業を地味にしていました。とにかく地味な作業が続く。
  • 並カン(並列カンファレンス) で発表 並カンで発表しました - 日記を書く [・w・] はやみずさん
  • Clojureの勉強がてらにプレゼンソフトを作ってShibuya.lispで発表する程度には暇だった

  • 博士進学を決意
    • アカデミックな道に進むことを決意したわけではなく、エンジニアあるいは研究開発職的なポジションにおいて何を作りだしていくべきなのかを見定めるための実力をつけるために博士課程に進むのがよいのではないか、と考えた結果。
  • そして就活終了
    • 結局2社しか受けなかった
  • 修論中間発表
    • 今から思えば研究の方向性が全然見えていなかった。まあそれだけ成長できたということで。
  • Arduinoで遊ぶ
    • パンカクの友人達とMake Tokyo Meeting 05 に参加するということだけが決まった後に、とりあえずArduinoを買って、2日だか3日くらいでArduino (AVRマイコン) 上で動作するLispインタプリタをでっち上げて展示した。意外と好評だった。
    • MTM05でどう見ても小学生にしか見えない女子大生(工学系)が展示をみて声をかけてきた事件。
  • BAMBOOというステキなビアバーに出会う。
  • ボルダリングを4年ぶりくらいに再開する。
  • 研究で消費電力の測定を地味にやり続ける

  • 研究で消費電力の測定を地味にやり続ける。夏場でマシンルームの気温が上がりまくって消費電力が安定せずひどい思いをした。消費電力が一番安定する夜1時〜朝6時までに測定をするために、昼夜逆転の生活を送る日々だった。
  • NPO法人日本サイエンスサービスの活動である、夏休みの小中学生向け自由研究相談会にフル参加 + 東京会場のプロジェクトリーダーを担当。準備がギリギリでしんどかったし会場が暑かった
  • 青学にはじめて立ち入る(データ工学研究会で発表)
  • 週2でボルダリングに勤しむ程度には暇だった
    • 懸垂マシンを買った。物干し竿になると思いきや、今だに飽きずに筋トレしてます
    • プライベートウォール建立の野望はまだ達成できてない

  • 研究の結果がボチボチ出はじめる
    • ヨーロッパのよくわからない国際学会に投稿→12月になってacceptのお知らせがきた
  • ブログの更新がほぼ止まるくらいには暇じゃなくなった
  • 研究室内で全文検索エンジン実装大会
  • Lispのバイトが終了。クリアコードでバイトを始める

  • 引越し
  • 研究会発表 + 論文誌でとにかく何か書いていたという記憶しかない
  • 実装したり実験したりして遊びたい欲がムクムクと大きくなる
  • Kindle入手

総括

今年の前半は、研究めんどいなーと思いながらボルダリングしたりArduinoで遊んだりしていましたが、まあその裏でチマチマと進めていた研究の準備が功を奏したようで、年の後半からは研究の成果らしきものが出はじめて研究それなりに楽しいなーという感じで一年が終わりました。研究生活という意味では、サーベイ→研究の下準備→実験→成果でる→国際学会+論文誌という流れを一通り体験することができたのも良かったと思います。研究室関係者の皆様の手厚い指導のおかげです。来年度からは順調に入試がおわれば博士課程なので、少しでも独り立ちできるようになりたいですね。

趣味の面では、ボルダリングに打ち込んでそれなりに充実した生活を送ることができました。ただ、秋以降は論文執筆が多くて余裕が無い生活が続き、あまりボルダリングの時間を作ることができなかったのが残念でした。もっと時間の使い分けを意識的にできるようになりたいものです。トレーニングもややサボりがちで、結局年内に片腕懸垂という目標は達成できませんでした。来年こそは片腕懸垂ができるようになり、そしてプライベートウォールを自宅に構築したいです。