Emacsと聞いて俺がきましたよ

そんなときにWebを探すのも面倒なので、よく使うコマンドはまとめて手元においてあるのですが、どうせならとおもってまとめてみたので公開します。

自作のEmacsチートシートを公開してみる - UNIX的なアレ

よくEmacsチートシートとか目にするし、自分でも何度か印刷して手元に置いてみたことがあるけど、どうも馴染めなかったというか、使う気になれなかった。それは自分にあわなかっただけで、そういうやり方があう人もいるのかもしれないけれど、一つ言いたいことがある。

Emacs is the extensible, customizable, self-documenting real-time display editor.

Emacsはself-documentingなんですよ、と。チュートリアルelispのリファレンスもコマンド一覧もキーバインドの一覧もキーバインドを調べるコマンドもある。つまり、Emacsの使い方ならEmacsに聞け!ということなんじゃないか、と自分は解釈している。

なので、Emacsに自分のしたいことを聞く方法と超基本的操作(カーソル移動とかファイル開くとかそんなん)だけ覚えたら、あとは必要なときにEmacsに聞いたり、暇なときにドキュメント眺めたり(これもEmacs上でできる)すればOKだとおもう。

チートシートの内容に提案など

  • query-replace -> M-%
  • query-regexp -> M-C-%
  • goto-line -> M-g g <行番号>
  • 文字コード切り替えは C-x Enter f のまちがい?(このコマンド覚えられずにいつも M-x set-buffer-file-coding-systemしている)
ヘルプ関係

C-h は環境によっては backspaceにわりあてられているので、適宜 M-x help に読みかえればOK。

  • C-h i 各種マニュアルの一覧ページ
  • C-h k <適当なキー入力> キーバインドされているコマンドを調べる
  • C-h b キーバインド一覧
  • C-h a <キーワード> キーワードにマッチするコマンド名を検索
  • M-x apropos <キーワード> リファレンスからキーワードにマッチする項目を横断的に検索
  • C-h f <関数名> 関数のリファレンスを検索