眠るが如く

時々、気がついたら数日が終わっていた、ということがある。そういうときは、往々にして睡眠不足が続いている時期である。睡眠不足ゆえに意識が明瞭でないまま活動をして、大してなにかが捗るでもなく時間だけが過ぎてゆく。はたと気がついたときには数日が過ぎている。

学振の申請書を出し終わってからがそんな感じで、気がついたらもう週末。Thank God! It's Friday! と、いう気分にもなれず、今日はうたた寝をしながら1日を過ごした気がする。眠っては話を聴き、眠っては本を読み、また眠ってはメールを書き。能率が悪いことこの上ない。この週末でサクっと体力を回復して、来週までには輪講発表のネタを絞れるように論文を読みこなしていかないと。

論文、というと、自分の場合ほとんどは英語の論文を指すことになる。この1週間ほど、ずっと睡眠不足気味だったために、いくら英語を眺めても頭に入ってこない。いくら英語を聞いても何を言っているのかわからない。そんな状態だったので、論文をいくら眺めてもなにも情報が入ってこなかった。健全に研究を進めるには、健全な体を保つことが重要であると、至極当たり前のことを感じた。何度も同じことを思っては失敗を繰り返している気がするなあ。